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「債務整理」に関するQ&A

借金返済の催促を無視し続けるとどうなりますか?

  • 文責:所長 弁護士 本吉政尋
  • 最終更新日:2025年9月30日

1 最終的には給与や預貯金を差押えられてしまう可能性があります

結論から申し上げますと、借金返済の催促を無視し続けると、最終的には給与や預貯金などの財産を差し押さえられてしまい、日常生活にも悪影響が及ぶ可能性があります。

借金の返済が難しくなったら、できる限り早く弁護士に相談し、債務整理をすることをおすすめします。

以下、借金返済の滞納が始まってから、差押えがなされてしまうまでの一般的な流れについて説明します。

2 貸金業者等からの催促

期限までに借金の返済をしなかった場合、まずは貸金業者等から電話やメールなどで催促の連絡がなされることが多いです。

併せて、返済を求める手紙が送られてくることもあります。

手紙には、一定期間返済に応じない場合、法的措置(訴訟提起や支払督促の申立て)に移行する旨が記載されている場合もあります。

3 貸金業者等による訴訟提起・支払督促申立て

通常、貸金業者等からお金を借りる契約においては、一定の期間(2か月程度)返済を滞納すると、残債務を一括返済しなければならない旨が定められています(専門的には、期限の利益喪失条項と呼ばれます)。

残債務を一括請求できるようになると、訴訟や支払督促によって返済の請求ができるようにもなります。

電話や手紙による連絡に応じないまま一定期間が経過した場合、貸金業者等は訴訟提起または支払督促の申立てによって、借金の回収を図ることがあります。

具体的には、裁判所からご自宅等に、訴状または支払督促という書面が届きます。

4 強制執行による財産の差押え

訴状や支払督促が届いてもなお無視し続けると、貸金業者等による強制執行ができるようになってしまいます。

訴訟が提起された場合、何も対応しないでいると、原則的には民事訴訟のルール上敗訴判決が確定することになります。

支払督促の申立てがなされた場合も、無視していると、基本的に仮執行宣言付支払督促が確定します。

確定した敗訴判決や仮執行宣言付支払督促が存在すると、強制執行ができるようになります。

その結果、給与や預貯金などが差押えられてしまう可能性があります。

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