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弁護士に債務整理をした場合に解決までに必要な期間
1 債務整理すると解決までにどれくらいかかるのか
債務整理は大きくわけて4種類あり、各方法により解決までにかかる時間は異なります。
2 消滅時効の援用の場合
弁護士に依頼後、弁護士が内容証明郵便を送付し、2週間程度経過してから債権者に問い合わせ、消滅時効が成立しているかどうかを確認します。
消滅時効が成立していれば、その時点で終了となります。
全体で1か月程度で終了することが多いです。
3 任意整理の場合
着手金を分割で支払っている場合、着手金の支払いが終わってから、和解交渉することが多いです。
和解交渉自体は、債権者の数にもよりますが約1~2週間かかります。
返済期間は、5年を目途とすることが多いです。
総括すると、着手金の分割支払い期間(1か月~半年目途)+和解交渉期間(2週間)で和解交渉ができ、その後完済まで支払い期間(約5年)があります。
4 個人再生の場合
任意整理同様、着手金を分割で支払っている場合、着手金の支払いが終わってから、申立を行うのが基本です。
個人再生の場合、裁判所で申立から再生の計画案が認められるまで約4か月~半年近くかかることが一般的です。
個人再生の返済期間は原則3~5年です。
総括すると、着手金の分割支払い期間(1か月~1年目途)+裁判所での審査機関(約4か月~半年)で個人再生が成立し、その後完済まで支払い期間(3~5年)があります。
5 自己破産の場合
任意整理同様、着手金を分割で支払っている場合、着手金の支払いが終わってから、申立を行います(最大でも1年を目途)。
同時廃止事件であれば、裁判所に申立てして3か月~半年を目途で終了します。
管財事件であれば、債権者集会が1回で終了するようであれば、裁判所に申立して半年を目途で終了します。
ただし、債権者集会の回数が多いようであれば事件終了までに1年以上要することもあります。
総括すると、着手金の分割支払い期間(1か月~1年目途)+裁判所での審査機関(約3か月~1年以上)が目安です。
6 まずはご相談を
債務整理は、各種類、案件ごとにより解決までかかる時間は異なります。
木更津周辺で、自分はどれくらいかかるのだろうとお悩みの方は、ぜひ弁護士法人心へご相談ください。